新装版 戦国自衛隊 (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 100冊ビブリオバトル@オンライン第1ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
    2020.08.22〜23

  • 思ったよりは数倍真面目で面白い本でした

  • たぶんタイムスリップネタの名作なのかな。
    歴史好きな人ならニヤッて笑える小ネタとかたくさんあったと思うが、
    自分はなんとなくの雰囲気だけ楽しんだ。
    映画も見てみたくなった。

  • いやー、まさかそう終わるとは。そうきたか。
    なるほどー!

    自衛隊と昭和の兵器が戦国時代に行ったら?という、昨今ではよくありそうな、異世界トリップもののような感じというかなんというか。これが昭和53年に出てましたか。
    ミリタリー好きな人からすると、今の装備より古さを感じたりするんでしょうかね。
    みんなが好きなネタって、不変なんだなあと思いました。

    まあ理屈はともかく、すごく面白かった。

  • 短いが、一ジャンルを作り上げただけあって良くまとまっている。信長の周りには本人含めてタイムスリップしてくる奴が多いが、中でもこの作品は思い切っている。何しろ織田家そのものが無い状態からスタートするのだから。

    この手の歴史改変作品を読んでいて気になることと言えば、「世界による歴史を元に戻す力」というものが常に人間視点レベルの話ということ。宇宙レベルで考えると、たかだか地球という一惑星内における数百年程度の歴史が変わろうとも、特に意味は無いように思えてしまう。不思議だ。

  • 角川の映画とは印象が違う。自衛隊がタイムスリップすること以外は意外にきちんと書いてある。そのかわりSFとしては話に展開(膨らみ)が足りないような

  • 自衛隊の装備のことはよく知らないのですが、銃火器使って戦国武将相手に無双するのが面白かったです。
    最後はどうなるんだろうと思っていましたが、読み終わって納得。
    どれほど強かろうと歴史修正の力には敵わないんですよ、と。

  • 戦国自衛隊には幾つか違う背景の物語があるが、これは最初の戦国自衛隊。戦国時代へタイプスリップした昭和時代の自衛隊補給部隊が出会うのは上杉謙信となる筈の長尾景虎。隊員達は覚悟して戦国時代で新しい日本を作ろうとするが、歴史はそれを許すのか。「時」は彼らに何を求めたのか。最後の瞬間に少しだけ謎が垣間見える。
    角川文庫『新装版 戦国自衛隊』の初版発行は昭和53年5月だ。当時はSFの中でも軽い、今でいうラノベに近い分類だったのかもしれないが、半村良氏の文章力は素晴らしく読んでいて本当にストレスがなかった。古さも全く感じない。日本史の知識に疎いため、物語の面白さの半分も理解できなかったと思われ残念。

  • 半村良の代表的作品だけどずっと未読だった作品。
    SFかと思ったけど後半は戦国時代のIFものだった。
    短いけどすっきりとまとまってていい作品だった。

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著者プロフィール

1933年東京都生まれ。都立高校卒業後、紙問屋の店員、板前見習、バーテンダーなど様々な職業を経験した後、広告代理店に勤務。62年「SFマガジン」第2回SFコンテストに「収穫」が入選。71年初の単行本『およね平吉時穴道行』刊行。73年『産霊山秘録』で泉鏡花文学賞、75年「雨やどり」で直木賞、88年『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞受賞。『石の血脈』『戦国自衛隊』『妖星伝』など著書多数。2002年逝去。

「2023年 『半村良“21世紀”セレクション1 不可触領域/軍靴の響き 【陰謀と政治】編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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