金田一耕助ファイル13 三つ首塔 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 動機が浅い。
    残念。
    テレビでは色盲の件があった気がしてたけど、気のせい?

  • 昭和30年の金田一探偵『悪魔の手毬唄』直後▼見知らぬ謎の男との結婚を条件に百億円相続の話がまい込む。次々と起きる殺人事件の根元は「三つ首塔」▲「どうしてこんなことになったのか」女子大を卒業し花嫁修業中の音禰お嬢さんによる「あたし~でございますの」調で語られる手記。「金田一耕助をむこうにまわして、たたかわねばならぬ」男女混合バトルロワイヤル。少女漫画な雰囲気のジェットコースター・サスペンスですが、主人公は成人なのでエログロ・全身タイツOKです。手記に書けないアレコレあったと妄想しながら一気読み(1955年)

  • 読み終えたはず

  • これも金田一モノ。再読(のはず)。

    面白いことは面白いのだけど、なんかこう、ワタシの好きな金田一モノとは方向性が異なるよなぁ、という作品。ミステリというよりはサスペンス、冒険譚といったような感じか。

    主人公の音禰が「清く、正しく、美しく」と連呼しているわりには全体的な雰囲気がエロ風味の俗な大衆小説なんだよね。で、この音禰。自分のことを「汚れたからだ」だとか「堕ちるところまで堕ちていく」だとか言いまくってるだけであまり自分から動くタイプの主人公ではないので、ちょっとイライラさせられるかも(まぁ当時の女性はこんなものだったのかも、と好意的に解釈することにするけど)。

    面白かったけど、当分は再読しないだろうな、という程度の満足度でした。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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