金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 謎解き自体はあまり腑に落ちる感はないが、パン!と画になるシーンを出してくるところで、ディクスン・カーを思い出す。

  • トリックにあまりこだわってないのでミステリが苦手な人でもサクサク読める。人間関係がやや複雑なので序盤の説明をしっかり読んでおくと吉。ドス黒く救いのない終わり方にワイドショー的なセンセーショナルな面白さがあった。

  • 2015年2月8日読了。

  • 金田一耕助シリーズ

    天銀堂事件の容疑者として取り調べを受けた直後に姿を消し遺体で発見された椿子爵。椿家で行われた目羅博士の交霊会に招かれた金田一耕助。停電の直後に鳴り響いた「悪魔が来りて笛を吹く」。砂の上に描かれた火炎太鼓。その夜殺害された玉虫元公爵。子爵がよみがえったとおびえる子爵の妻・燦子。天銀堂事件の時の子爵のアリバイとされた四国への調査。「悪魔ここに誕生す」の文字。別荘で生まれた子供の秘密。おこま生んだ、小夜子の自殺の秘密。小夜子の父親は?毒殺された燦子の兄・新宮。燦子の死。

     2010年1月1日購入

     2011年8月10日読了

  • 電子書籍版がリリースされ、杉本一文画伯の表紙が採用されているので、
    登録乗り換えにつき記事編集。
    陰鬱なお話でしたが勢いよく読めました。
    残った善良な人々に幸あれ、という感じ。

    • 深川夏眠さん
      2019/10/09 放映、NHK BS
      シリーズ深読み読書会「悪魔が来りて笛を吹く」
      を視聴し、再読せねばと思いました。
      https...
      2019/10/09 放映、NHK BS
      シリーズ深読み読書会「悪魔が来りて笛を吹く」
      を視聴し、再読せねばと思いました。
      https://fukagawa-natsumi.hatenablog.com/entry/2019/10/10/100159
      2019/10/10
  • これも電子書籍になったので、再購入。

    途中でタイトルの意味を思い出したので、そこから芋づる式に犯人も思い出せたが、動機をすっかり忘れていた。・・・といっても、そこはかなりストレートに暗示されているので、おおかた想像できたけれど。

    冒頭で「ちょっと後味の悪い作品」と作中の横溝に言わしめているが、なるほど他の作品と比べると確かに良くはない、といった感じ。というわけで、星は4つにしてみました。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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