秋月記 (角川文庫) [Kindle]

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  • 「秋月記」(葉室麟)電子書籍版を読んだ。葉室さん作品を読むのは初めてですが、骨太の「正統派武士道小説」(って言い方あるんだっけ?)です。すごく面白かったよ。静かな語り口の中に込められた想いが熱い。自分も覚悟を貫き通す魂の強さを持ちたいものである。これは他の作品も読まねばなるまい。

著者プロフィール

1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞しデビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞し絶賛を浴びる。09年『いのちなりけり』と『秋月記』で、10年『花や散るらん』で、11年『恋しぐれ』で、それぞれ直木賞候補となり、12年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。著書は他に『実朝の首』『橘花抄』『川あかり』『散り椿』『さわらびの譜』『風花帖』『峠しぐれ』『春雷』『蒼天見ゆ』『天翔ける』『青嵐の坂』など。2017年12月、惜しまれつつ逝去。

「2023年 『神剣 人斬り彦斎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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