鉄鼠の檻(3)【電子百鬼夜行】 (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 「鉄鼠の檻(3)【電子百鬼夜行】」(京極夏彦)を読んだ。
    
ここハイライトですね。
「禅僧に取り憑く妖怪何ぞない。天狗かなんかだ。古より禅魔を降伏せんと向かう者悉く禅に取り込まれるのがオチ。無言なる者に百箇言を費やすは貝殻で海を量るが如し。法を説いても河童に水練だ」
「鉄鼠はどうした」
「あれは落とした」
(本文より)
    
前回読んだ時はすごく難渋したような記憶があってので、覚悟して相対せよ(って戦じゃないんだが)と取り組んだのだが、思っていたよりも楽に読み進められている気がする。
    
「姑獲鳥の夏」読み直してからの方がよかったかなとは思っている。(なにしろほとんど覚えてないのだ)
    
さあ、いよいよ最終巻に突入だよ。

  • サブタイトルつけるなら「復活の山下」だろうな。
    自分のだめさを認められるというのもカッコいいものですな。

  • 2023/09/27

  • 読み終わった。

  • 全巻読み終わった。

  • 感想は最後に

  • 絡まり合ってぎゅうぎゅうになった紐も、惑わされず観察すればほどくことができるはず。落ち着いて自分のやるべきことをやらなきゃいけない。あっちこっちでみんなが自由にしすぎて謎が膨大になってゆく。
    この騒動を鎮められるのは京極堂しかいない…!

  • 感想は読了後に

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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