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感想・レビュー・書評
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著名な物理学者の辻川博士が、大学教授の職を投げうってまで「蜘蛛」の研究に没頭した理由は何だったのか? 鬱蒼とした欅の木にかこまれた敷地内に、地上10m・直径4m半の円筒形の研究塔を造成し、世人の非難・嘲笑にもいっこうに無頓着で、世界各地の珍奇な「蜘蛛」を集め飼育する目的とは?ある日の事、大学の友人・潮見博士がこの研究室を訪ねてきて、あろうことか最上階の部屋から墜落死する!・・・ポ-の名作『黒猫』のムードただようなか、意表を突く仕掛けに唖然となる作品です。
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今だったら、壮大だけど、できなくはないと思うの。
でも、この当時はかなり奇想天外で荒唐無稽だっただろうな。 -
3+
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蜘蛛の研究をしている在野の学者が自らの飼う蜘蛛に噛まれて死んだ。その少し前には彼の研究所では大学教授が事故死していた。二人の死には関連があるのか?熱帯の蜘蛛をフィーチャーしたサスペンスと思いきや、最後には奇想天外なトリック殺人が明かされる。
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