あなたへ DVD(2枚組)

監督 : 降旗康男 
出演 : 高倉健  田中裕子  佐藤浩市  大滝秀治  ビートたけし 
  • 東宝
3.47
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感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104075581

感想・レビュー・書評

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  • 高倉健があまりにもおじいちゃん過ぎて、以前の風格もオーラも薄れたかな? っと思った出だし。
    田中裕子とはちょっと不釣り合いかな、田中裕子が合わないというよりむしろ高倉健が合わないと思った。ドラマの内容は凄く良たかったのにそれ程の感動はなかったのは高倉健ありきのキャストのバランスかもしれない。

  • 絶対つまらないと思ったらまぁまぁそうでもなかった。田中裕子みたいな女房になりたいと思った。主人公が道中出会う人物達があまりにもタレント然としているのが興ざめだった。もっと風景に溶け込むような俳優を使ってほしかった。大滝秀治翁しかり。いくら老人だからといってあんなよぼよぼした漁師は見たことない。

  • 高倉健という俳優が如何にすごいかを見せつけられた作品。彼の作品の田中裕子との愛にはなぜあんなに深みがあるのか・・・。派手なラブシーンやキスシーンすらないのに。また彼の話の聴き方にも注目した。あんなに媚びない聴き方なのに、何故か話したくなってしまうような感じ。

  • いいお話しでした。

  • 降旗康男監督、高倉健主演によるヒューマンドラマ。亡き妻の想いを胸に、妻の故郷を目指して旅に出た男の一期一会の出会いを通し、人生の光と影を描き出す。佐藤浩市、ビートたけしら豪華キャストが共演。
    制作年: 2012年
    収録時間: 111分

  • 亡くなった妻から の「故郷の海に散骨して欲しい」という絵手紙。   
    たった一人の受刑者のために歌っていた「星めぐりの歌」。
    妻の役の田中裕子さんの演技が良かった。   
    「あなたには、あなたの時間が流れている」こんなメッセージを残して去れたらいいなぁ。 私には無理だろうなぁ。  

  • 静かに、時間は流れていく。
    15年連れ添っい、そして死んだ妻が、メッセージを残していた。
    生まれ故郷の海に、散骨して欲しいという。
    なぜ、生きているうちに、言わなかったのだろうか。
    そして、もう一つのメッセージは、どんな内容なのか。

    高倉健と田中裕子の夫婦の心の通い合いが、
    じつに、すばらしい。多くを語らないで、
    表情だけで、受け止める。すごいねぇ。
    田中裕子の宮沢賢治の歌が、染み透る。

    富山から、平戸へ。
    その途中で、キャンピングカーに乗っているビートたけしにあう。
    国語の先生で、山頭火の句をよむ。
    旅と放浪の違いとは、
    帰るところがあるということだ。

    イカめしを販売している青年とめぐり合う。
    その青年と一緒に働いている佐藤浩市が、散骨してくれる船を、
    紹介してくれるが、それが訳ありだった。
    大滝秀治の、堂々とした演技。
    綾瀬はるかも、元気だった。
    余貴美子のなんとも言えぬ表情がいいねぇ。

    妻のメッセージを風に飛ばすときと、
    散骨する骨が綺麗だった。
    おもいは、自然の中に、帰っていく。

    死に、向き合うことのせつなさ。

    高倉健の映画は、しみじみして、いいなぁ。
    つぎは、どんな映画を見せてくれるのだろう。

  • 静かでジーンとくる作品でした。

  • テレビで何度も流れたので肝心なところは見てしまった感がある。降旗作品はどこか画面に深みがなく凡庸な感じがする。

    今回は亡くした奥さんの遺言で散骨するがその意図は、「あなたには、あなたの時間が流れている」というメッセージで、それはそれでいいテーマだと思うが、そのためにはまずは孤独な主人公という描写が必要で、そこがずいぶん控えめ。妻に先立たれた者の孤独をもう少し赤裸々に訴えてもよかったのではと思う。そうするともっと明快な老人の成長物語になる。

    深い味わいを感じるところもある。
    ビートたけしに、旅と放浪の違いを述べさせ、さて、人生とは旅なのか放浪なのかと考えさせるとか、海で亡くなったことになっている夫が、彼が書いた文字を見ることで、実は生きていることを知った奥さんが、子どもの写真を散骨といっしょに流してくれと言いながら、実は生きていた夫に届けてくれというメッセージだったという意外性はよくできてる。普通だと「夫の字じゃないの キー!」となるのとこだが、そうはしない奥ゆかしさは健さんイズムである。
    最後に書かれる「このみちや いくたりゆきし われはけふゆく」の山頭火の句も印象に残る。

    こうした映画の内容の問題はあるが、結局は高倉健を見る映画というのが一番である。それだけで満足である。

  • ロードムービー好きです。どんとした健さんを軸に静かに話が流れてゆく感じが良い。キャンピングカーで旅したくなる('ε'*)

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