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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (347ページ)
感想・レビュー・書評
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カラマーゾフを読んで、繊細な人間の内面描写に疲れたから読んだ。
ハードボイルド・ミステリー小説。人物の心理描写を削ぎ落とし、客観的な"事実"の記述をメインに物語が構築されている。
そのハードボイルド的な手法が、読者をミスリードに誘い込むこともあり、ハードボイルド×ミステリーの相性の良さを実感させられる。
ただし、文章的な技巧が物を言うミステリの分野では、この手の手法は現在すでに幅広く使われてしまっているため、今読んだところでミステリーとしての真新しさは特に感じられないかもしれない。
ハードボイルドになりたい人におすすめ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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