剣客商売十五 二十番斬り(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 懸隔商売シリーズ第15弾
    14弾で小兵衛が弱弱しくなってきた(年相応に)と思っていたらついに脳梗塞かと思われるような体のシビレやめまいで倒れることに(・・;)本当に小兵衛はこれで体が悪くなるのかと思ったら、それは主人公(^^;)不死鳥のように元気を取り戻し、昔の門人を助け、問題を解決するすさまじさ。
    やはり秋山小兵衛は不死身で永遠です~(^.^)
    いよいよあと一巻でこのシリーズ最終巻になります。
    さてどんな最終回になるのか!?楽しみです。

  • 標題の二十番切りは、最後の最後で納得する話でした。ここまで剣客商売を読み進め、やはり最初の話の進み方から少し雰囲気が変わった気がします。著者の心境の変化でしょうか?話はもちろん面白いんですが、陰が落ちてきている感じ・・・。

  • 20人斬り
    めまい
    井関助太郎

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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