- Amazon.co.jp ・電子書籍 (160ページ)
感想・レビュー・書評
-
仏教的悟りの境地に至った?著者が語る、ゆる~い人生論。
「すべての悩みの原因は、自分があると信じていること」とか、「楽しく生きるためにはできる限り「他人と比較しないこと」と、「他人に期待しないこと」が重要です」とか、「〝自分〟、というものはそもそもありません。今、たまたま自分と思い込んでいる脳の作用の一種です。 苦しみや、痛みや、悲しみが自分に押し寄せてくるように思いますが、それは脳による防衛本能であって、決して自分など単体では存在しないのです。環境や他人との関わりによって人間は構成されています」とか、真理をズバズバ突いてくる。
「オスは本来、いっぱいのメスとしたいと漠然と思っていますが、いっぱい同じメスとしたいとは望んでいないフシがあります。結婚とは、次第に性行為をしなくなり、オス・メスの境を越えて本当の友達(共同体)となっていくシステムをいいますね。」とか、「青春なんて、「単なる発情期じゃん!」」とか、思春期=「青春なんて、「単なる発情期じゃん!」」とか、頷きつつも思わず吹き出してしまう箇所もちらほら。
やや説教臭いところもあるが、著者の力の抜けた人生論、癒された。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「覚悟とは悟りを覚えること」
下手な自己啓発本より勉強になった。
残り少ない人生だから自由に生きたいと思っても周りの評価が気になるってその通りだし、そんなの気にしなくてもいい、でもやっぱり気になるよね人間だからねっていうスタンスが仏の教えにもあったような気がする。
緩いけど、実践するのはなかなかに難しい。 -
日々自分の真面目さを窮屈に感じてる人に読んでみて欲しいです。 …悩むのがアホらしくなります(^○^)笑 今まで読んだ自己啓発本とは全くベクトルが異なり、さらさら気軽に読めるし、悩み解消のヒントになる言葉を探す感じではなかったです。 内容は特に面白いわけじゃないけど(すみませんこの後褒めてますので!)「え、なんだーこんな感じでいいのか…」とすとんと楽になりました。
-
退職する時に局長とごはんいき、ちょうど持っていた本をくれた。まだだとおもって読まずにいたが、一人旅のおともにぴったりの本を本棚から探すともうこれしかなかった。
相手に期待しないように、って意識するからよくないのであって自他の存在は一度忘れ、そもそも存在しない。と考えるとちょっとだけ楽になった。期待することをやめるために、常に0であること、不在であることを認識するところから
不安ダスティック! -
仏教の観点で書かれたショートエッセイ集。なるほどーと唸ることもあったり、いつものようにエロいこともあったりする。でも心に刺さるものはなかったようだ。時を替えてまた読んでみたら違うかもしれない。
-
前半3分の1後半3分の1は結構楽しめた。なかなかに深いような浅いような。この人の考え方、嫌いじゃない。
-
井上さんのおすすめ
-
みうらじゅんの見方が変わった。
違う本も読んでみようかと思います。 -
みうらじゅん的人生訓。程よい緩さの中にも的確な言葉の数々。難しく考え過ぎる物事も独特の視点で捉えるのは著者ならではの魅力。