毬栗大乃字さんの感想
2023年2月7日
薔薇十字探偵社馬鹿どもの物語。
kanbowさんの感想
2016年4月30日
「雨」の終わり方からすると「風」はこう終わるのだろうなと予想通りで、やはり京極夏彦は形式の整った書き方だなと納得した。 「雨」ではひたすら傍若無人な神が「風」では可愛らしい姿を見せたりする。 しかし、これは榎木津も結局は人間だよと言い渡されたようで、それは確かにそうなのだけれど、容赦がないなと感じた。
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。 「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」