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感想・レビュー・書評
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東京裁判で死刑となったA級戦犯の中で唯一の文官、「悲劇の宰相」とも言われる広田弘毅の物語。過去何度かドラマ化もされている。今では色々と評価が分かれている人物。内向的で思索的な性格に加え「自ら計らわぬ」という信条に人として共感できる部分は大いにあっても、それが(外交官としてはともかく)戦争責任を問われる国のトップとしてはどうなのか(城山氏は肯定的だが)、とは確かに思ってしまう。ただ、公判で沈黙を貫いた姿勢は実に潔いというか立派。時代によっても変わる、政治家の評価は本当に難しい。
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物来順応、自ら計らわぬ、統帥権の独立、日本を滅ぼした長州の憲法・・・・広田なる人物あまり好きになれない。黙るのは罪としか思えない。彼の美学とは・・・・???
家族への愛を取り上げたなら、A級戦犯7人それぞれ涙 なみだの話は有ろうをに・・・・