国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版 [Kindle]

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  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 資産防衛、日本がこれから大変な事になるという想定はあまりしたくないが、リスクを知るという意味では大切な事だと思う。
    2013年に書かれた本でも、今その通りになっていなくても、参考にはなる。
    著者の考えはとてもしっかりしている。自分が考えもしなかった見方、考え方がとても参考になる。
    自分が分かった気になってそれ以上考えなかった所を、著者は徹底的に追求している。それに気付かされた事は大きい。もっと考えなければと思う。

  • 超要約です。

    財政破綻しても、ある朝起きたら急にお金が紙くずになるようなことはない。
    数年かけゆっくり進行するため、当面は普通預金でかまわない。

    国家破産は次のように進む。
    1.国債価格下落、金利上昇
    2.円安・インフレの進行により国家債務の膨張
    3.国債デフォルトしてIMFの傘下へ

    2に入るあたりで、変動金利で住宅ローンを借りている人はローン返済に詰まる。
    普通預金は外貨預金に切り替えるべし。

    3になるのが濃厚になったときは、海外の銀行口座にお金を逃がす。
    いまのうちに海外の口座をつくっとけ。

  • 国家破産に恐怖を感じている人にはとても染み入る内容だと。でもこれまでの歴史でも予想できないことが起こり続けてきているので、過剰ではない程度に備えるのに良いかと思えました。

  • 国家破綻はするかもしれないが、それ程恐れる必要はない。
    むしろ、国家破綻をチラつかせてハイリスク、ハイ手数料な金融商品を売りつける奴に気をつけましょう。という本。
    売りつけられそうになった時には、この本の内容を思い出したいところ。

  • ファイナンスを勉強したことがない人にも非常に平易に書かれていてわかりやすい。
    中身に関しては預金がベストだとは全く思えない。1000万円以上は保護されないわけだし、全く増えない。

  • 参考になった。
    過激な題名で、将来の日本が破綻しないことを祈るばかりだ。
    この本をすべて信じるわけではないが、提案は妥当かと思う。。
    インフレ、金利上昇などで資産の持ち方を変える。それには、流動性の高い普通預金が良い。当面は普通預金か。だが、どこかでスイッチをする必要があるかもしれない。

  • 地震が起きたらどうするかと、日頃から備えておくのと同様に、日本の財政が破綻したらどうするか、今から考えておくことは大事だね。納得感のあるシンプルな回答が示されているのがよい。

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著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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