緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V (集英社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 引越しなどでバタバタしていて登録が遅くなってしまったのですが、もう先月の終わりには読み終わっておりました。
    一度に買って読みたいという気持ちを抱えつつ財布と相談しながら毎月1巻のペースで読み進めています。緑の午後はサブタイトルにふさわしくさわやかなシーンが多かったなっていう印象がありました。
    いろいろと二人の間にも生活の変化が出てきて、勝利のお父さんが再婚をして妹ができて、またこれから一人暮らしをしようかというところも出てきて。
    そういっためまぐるしい環境の変化の中で翻弄されていく切ない、それでいても甘酸っぱい感じの青春ラブストーリーがいいなと思いながら読んでいました。
    本当にさわやかな気持ちにさせてくれる1冊だと思っています。次の「遠い背中」も既に本編は読み終わっているので、もう少ししたらレビューを書き残そうと思います。
    あ、そうそう。今回丈の初詣エピソードが最後に挿入されていたのはおもしろい試みだったと思います。

  • うーん...相変わらずたいした進展がないな。
    もう2年なのか。
    で、中沢氏はかれんが好きなだけで2年もデートにも誘わず口説きもせず...
    ってそんな事あるわけないでしょ。
    どこまでも勝利とかれん目線の物語。
    かれんが幼い分、弟の丈がひたすら大人に見える。

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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