空と山のあいだ 岩木山遭難・大館鳳鳴高生の五日間 (角川文庫) [Kindle]

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  • 昭和に実際起った青森県の岩木山で高校生5名が遭難した事件のノンフィクションで書いた本です。

    高校生6名の登山計画から5名の遭難発生、捜索活動を時系列で問題点を含めて、その場にいるかの様に描いております。

    特に、標高1600Mと低い岩木山を軽く考えての冬の登山計画、捜索活動中の知識不足や各所属組織の連携不足から来る、状況の悪化など、組織を運営していく上での様々な事を考えさせてもらいました。

  • 高校の山岳部、当時の装備、天候の急変、経験の無い雪山、全てが悪い方向へ。自分が高校生だった頃を思い、親の気持ちを思うといたたまれない気持ちになる。一気に読んだ。

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著者プロフィール

1952年生。早稲田大学法学部・第一文学部卒業。出版社勤務後、ノンフィクション作家。著作に、『ムスリム・ニッポン』(小学館。第4回21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞)、『空と山のあいだ』(角川文庫。第8回開高健賞)、『百名山の人』(角川文庫)など多数。

「2009年 『無用の達人 山崎方代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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