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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (329ページ)
感想・レビュー・書評
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どうやって取材したのだろう。すごくリアル。人柄がにじんでいて、小説を読んでいるみたいだった。言葉にしないでも表情で感じる機微だったり、本人がいない場所で、「こうだったのではないか」と逡巡する著者の懐の深さだったり。沢木さんがどのように人と向き合っているのかをのぞき見した感覚になった。復帰して再起を図るカシアス内藤さんの心情や闘志が、内側から伝わってきた。
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沢木さんフィバーが来ている中で読んだ本
深夜特急にも絡めて書いてあるところが面白かった。
どこかの路上でアリの試合を見るシーン
流星一つでもそうだけど、一つの物語でふと他の話が出てくるところがノンフィクションの面白い所だよなあと思う。ボクシングも好きなので楽しく読めました。
内藤が復帰後ボクシングで勝ち続けていく姿をみていても不安が頭を離れないのはやっぱり題名のせいなんだろうなあ。
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