インベスターZ(1) [Kindle]

著者 :
  • コルク
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (208ページ)

感想・レビュー・書評

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  • マンガは買わずに近くのレンタル店で、一冊30円で、借りる事が多いのだけれど、インベスターZの今回の投げ売りは買っておいて損はないだろうという事で一気買い。

    そしてちびちび休憩時間にKindleアプリで読んでます。何度目かの再読になりますが、せっかくなので感じた事を、ここにメモとして残しておきます。

    第1巻はキャプテンの発言など、ツッコミどころがいくつかあるけれど、いちばん考えさせられるのは「お金は言葉であり、コミュニケーションだ」という考え方。

    お金とは信用を目に見えるカタチとして表したもの。お金が発明された事により、人間には時間的、肉体的に余剰が発生。その余剰時間を使って生まれたのが文化芸術。

    つまりお金という道具が発明されていなかったら未だに人類は体毛の薄いおサルさんでしかなかったのかもしれない(笑)

    たまたま今ハマってる夏目漱石の作品の中でも、お金は重要なキーワードになってるんですよね。「こころ」の先生も、叔父さんに財産を奪われなければ、全然違った人生になっていただろうし、今聴いている「それから」もお金の問題がなければ、ドラマが展開しない、というか始まらない。

    人類が発明したもので最も凄いものはなんだ?という事を暇なときに考えたりするけれどお金もトップ5に入る事は間違いないでしょうね。ちなみにその他トップ5に入るであろう「宗教」なんかは、発明というよりおそらく自然発生的に出来上がったものだと思うけど、お金はなかなか自然に生まれるものではないだろう、とも思います。イノベーション的な凄さというものでは一番の発明の可能性がある。

    で、そのお金も今後さらに変化していくんだろうなあ。ビットコインを始めとする仮想通貨、カードで全決済、現金使わない世の中。

    インベスターZでは、オンラインでのトレードの場面がたくさん出てきますが、あれって自分も多少やってたんですが、完全にお金がただの数字になっちゃうですよね。

    で、そんな時代に「ひとりぐらしの小学生」というめちゃくちゃアナログなお金の稼ぎ方をしている女の子の物語を今現在の小学生が読んでいる、ってのもまた面白いなあ。
    2017/04/29 00:45

  • 読んでて、自分自身の日々の考えたにも参考になることがあって面白かった。

  • 漫画HONZで見つけたレビューをもとに買った。三田紀房さんの漫画が面白いというのもあり。これまで読んだのは以下。

    ・ドラゴン桜
    ・銀のアンカー
    ・アルキメデスの大戦

    今回の漫画は、「お金」に関する話。日常生活と切っても切り離せないお金。みんなの関心があるお金だからこそ、知っておいて損はない話ばかり。実際に投資している自分にも今日から役立つ内容もある。

    学校の学年1位だけで集まってできた投資部の部員6人が、3000億の資産の中から様々な方法で投資をしてお金を増やしていく(生徒や先生はその運用益により無料)話だが、出てくるお金に関するエピソードが実世界とマッチしているので、とにかく目が離せない。

  • 学年トップの主人公が、学園の投資部で投資を通じて経済の歴史を学んでいく。
    巻を読み進んでいくうちに、実際の企業や経営者も登場し面白く勉強できるので、一気に読んでしまう。

  • ビジネスの世界で生きていくためには、株式投資をしていて損をすることはないはず。
    仕事ができる=投資感覚が優れているとも言えるのではないかと考えています。

    投資感覚を身につける意味とは?
    投資とは何か?
    を考えさせられる、ビジネスパーソンにはオススメの漫画です。

  • めっちゃ2巻読みたいけどkindleでまだ買えてない。お金という存在の登場が、人類同士の信頼・思考時間を生んだという観点は新鮮。一方、そのお金のために憎しみも生まれてしまう訳だが、そもそもはという話。

  • Kindle激安セールで購入。

  • 面白い。

  • KU対象の6巻まで読んだ。そこそこおもしろい。ちょっと過激で物事を決め付けるような物言いが鼻につく感じがするけれど、それはフィクションであることと作風であるということでまぁ納得する。いろいろ投資に対する考え方が出てくるけれど、あくまで主人公たちは「トレーダー」としての哲学なのだなぁと納得。そして販売元はコルクなのね。

  • 数年ぶりにマンガを読み始めました。 
    きっかけはある勉強会で読書術(情報収集術)の考え方で
    これまで「マンガを読むなんてけしからん!本をたくさん読め!」と言った考え方が固定化されてしまっていたので、しばらく遠のいていました。 

    そして2016年7月より始まったKindle Unlimited(しかも初回30日は無料)でマンガへの敷居を更に低くなりました。 というのも、マンガって一冊20分程度で読めてしまうので、贅沢品?とも思っていました。 しかし、読み放題ならマンガ喫茶にいかなくても、家で読みたい本を読むことが出来る。 とっても快適です。 

    久々のマンガ復帰なので、今の私に会うマンガって何かなって探すのはとても楽しみです。 Unlimitedに入っていないかなぁ

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著者プロフィール

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」にて『ドラゴン桜2』を連載中。

「2023年 『アルキメデスの大戦(32)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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