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感想・レビュー・書評
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本巻の読後、ぼくは感想を紡ぐ事ができない。オスカルの名台詞を引用する事で、その代わりを果たす事にする。
「わたしは以前、諸君にこういったことがある。心は自由なのだ…と…。
どんな人間でも人間であるかぎり、だれの奴隷にも所有権にもならない心の自由をもっている…と…。」
「いま…、あのことばのあやまちをわたしは訂正しようと思う。
“訂正”というのが適当でないなら“付け加える”といってもいい。」
「自由であるべきは心のみにあらず!!
人間はその指先1本髪の毛1本にいたるまで
すべて神の下に平等であり自由であるべきなのだ」
「かつてアメリカがみずからの手でイギリスからの独立をかちとったように
いま、わがフランス人民は自由・平等・博愛を旗じるしに雄々しくたちあがった」
「たったいまからわたしは女伯爵の称号と
わたしにあたえられた伯爵領のすべてをすてよう!」
「さあ!えらびたまえ!
国王の貴族の道具として民衆に銃をむけるのか
自由な市民として民衆とともにこの輝かしい偉業に参加するか!」
「さあッ!!勇かんなる兵士諸君!!
祖国のために民衆とともにたたかおう!!
歴史をつくるのはただひとりの英雄でも将軍でもないわれら人民だ」
「われらは祖国の名もなき英雄になろう」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ああ、アンドレが、そして私のオスカルが死んでしまったわぁーーー。
ストーリーを知ってても、やっぱり悲しい。
ベルばらは全巻好きだけど、やっぱり第8巻は最高!
ああ、なんてむなしい愛の結末。。。