ベルサイユのばら(8) (フェアベルコミックス) [Kindle]

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  • フェアベル
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  • 本巻の読後、ぼくは感想を紡ぐ事ができない。オスカルの名台詞を引用する事で、その代わりを果たす事にする。

    「わたしは以前、諸君にこういったことがある。心は自由なのだ…と…。
    どんな人間でも人間であるかぎり、だれの奴隷にも所有権にもならない心の自由をもっている…と…。」

    「いま…、あのことばのあやまちをわたしは訂正しようと思う。
    “訂正”というのが適当でないなら“付け加える”といってもいい。」

    「自由であるべきは心のみにあらず!!
    人間はその指先1本髪の毛1本にいたるまで
    すべて神の下に平等であり自由であるべきなのだ」

    「かつてアメリカがみずからの手でイギリスからの独立をかちとったように
    いま、わがフランス人民は自由・平等・博愛を旗じるしに雄々しくたちあがった」

    「たったいまからわたしは女伯爵の称号と
    わたしにあたえられた伯爵領のすべてをすてよう!」

    「さあ!えらびたまえ!
    国王の貴族の道具として民衆に銃をむけるのか
    自由な市民として民衆とともにこの輝かしい偉業に参加するか!」

    「さあッ!!勇かんなる兵士諸君!!
    祖国のために民衆とともにたたかおう!!
    歴史をつくるのはただひとりの英雄でも将軍でもないわれら人民だ」

    「われらは祖国の名もなき英雄になろう」

  • ああ、アンドレが、そして私のオスカルが死んでしまったわぁーーー。
    ストーリーを知ってても、やっぱり悲しい。
    ベルばらは全巻好きだけど、やっぱり第8巻は最高!
    ああ、なんてむなしい愛の結末。。。

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著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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