1889年、ウイーンに生まれる。1912年、論理学を哲学的に研究するため、ケンブリッジ大学のバートランド・ラッセルをたずねる。1914年、志願兵として、第一次世界大戦に参加。1922年、生前に出版された唯一の哲学書となる『論理哲学論考』を刊行。1945年頃、後期の哲学とされる『哲学探究』第一部の最終版を作成。1949年には『哲学探究』第二部を作成。1951年、死去。20世紀を代表する哲学者であり、また、現代哲学の最重要哲学者の一人であり続けている。
「2016年 『ラスト・ライティングス』 で使われていた紹介文から引用しています。」