熱帯夜 (角川ホラー文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「最後の言い訳」が凄く好きで時々読み返す一冊。
    叙述、ディストピア、ブラックユーモアと揃っていてバランスの良い短編集。
    他の二篇はそこまででもないのだけど、「最後の言い訳」が好きすぎて星を一つ足します。

  • 一話目「熱帯夜」のみ既読。どこで読んだかな〜(-_-;) なかなかにブラックでシュールでホラーな作品。また読んでみたいと思わせる作家さんでした。この感じ、クセになりますね。ホラーは苦手だけど、曽根さんならゾンビが出てきても大丈夫(笑)テンポよく進むのでサクサク読めました。

著者プロフィール

1967年、静岡県生まれ。早稲田大学商学部中退。漫画喫茶の店長などを経て執筆活動を開始。2007年「鼻」で日本ホラー小説大賞短編賞、同年『沈底魚』で江戸川乱歩賞を受賞。09年「熱帯夜」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2011年『藁にもすがる獣たち』で第2回山田風太郎賞の最終候補作となる。トリックの効いた異色の作風で注目されている。

「2017年 『暗殺競売』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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