ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂) [Kindle]

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  • イースト・プレス
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感想・レビュー・書評

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  • 人生を楽しく、ラクに過ごすためには、もうちょっとゆるく考えたほうがいいという本。
    自由に楽観的に生きようという考え方を元に生活、お金、仕事に関するテーマを取り上げている。
    10以上前に出版された本だけれど、古さを感じない。
    ものを所有せず、デジタル化、クラウド化、レンタルする現象がより進展するという展望など鋭い。

  • 推薦者の糸井さんの言葉に導かれ、購入。

    とても客観的で、様々なタイプの人間の根幹に適応できそうであった。
    人によるであろうという部分は多々あるが、まずは「生活をする」「暮らしていく」ためには、最善の策であると感じた。

    学生のうちに読めてよかった。

  • 書籍で。
    キャリアについて考える機会があり、再読

    p184
    コミュニケーション成立比率

    100%:わかる (同意するという意味ではない)
    90%:ストレスフリー
    70%:一切ストレスを感じない。ただし感情・感覚の説明、前提を省略した会話についてはときに誤解が生じる
    50%:日常会話に問題はないがともに仕事をするにはお互いに注意深いコミュニケーションが必要。業務の場合は話すだけでなく文章化や図解による確認があれば安心できる
    30%:日常会話は成り立つが仕事や議論では相手の言っていることを理解するのに時間と手間がかかり、お互いにフラストレーションを感じる、誤解や軋轢が頻繁に生じる
    20%未満:相手のいっていることが理解出来ない場合が多い。自分の言いたいことも伝わっていないと感じる。思考構造が違う。

  • ゆるく考えよう。
    ものすごく文章表現力のある人だった。

  • 印象に残った考え方が「自分の人生にこだわりすぎない(自分と無関係の世界や社会の様々なことに目を向ける事で客観的に物事を考えられる)」。
    思えば海外に行った時に、心が解放されるのを感じた。日常から非日常の場へ足を運んだ時に、自分はどれだけ視野が狭くなり、小さなことに拘っていたのだろうと気づけた。読書をする事で視野を広げ、ゆるく生きたいものだな。他にも、ちきりん母の行っている「よかった確認」は子育てする上でも真似したいなと思った。

  • ・組織を運営するためには、社員は、同じような価値観を持ち、同じような行動原則の下で働いた方が効率が良いのかもしれませんけど、社会全体でみると、それに生き辛さを感じてしまう人がでてきてしまいますよね。

    『自分の時間を取り戻そう– 2016/11/26』『マーケット感覚を身につけよう– 2015/2/20』『自分のアタマで考えよう– 2011/10/28』『未来の働き方を考えよう– 2013/6/12』と、ちきりんさんの本を新しい方から遡るように読んできました。

    『ゆるく考えよう』は、ちきりんさんが、月間100万以上のページビューを誇るブロガーになった理由が解り、ユニークユーザーたちの慧眼に驚く内容でした。

     2011/2/7第1刷発行と、7年も前に出版された本ですけど(ちきりんさん自身は、そんなつもりは微塵もないと思いますが)ある意味、予言であり啓示の書でもありますね。

     私たちが世代交代するたびに、意識では拒否することもありながらも、無意識には擦り込まれてきた価値観や行動原則が、グローバル社会や科学技術の進歩に適合できなくなっていることは、誰もが見て見ぬふりをしている事実だと思います。

     ちきりんさんは、それぞれの事象を分かりやすい事例を使って提示し、新しい視点からの価値観と時代に対応する行動原則を提言しています。

  • 自分の人生、もっと自分に正直に自己中心的に考えてもいいのかも。人の合わせて時間を無駄にするのはもったいない。

  • こんな考え方でも良いんだとホッとする本でした。
    今まで表紙の絵が嫌いで避けてきましたが、もっと早く読めばよかったです。

  • 分相応に生きるということは、エッセンシャル思考に通ずるということがわかった。
    分を知ると集中すべきことがわかる。その方がはるかに貢献ができる。道がわかる。そういうものです。

    他者と違うことをするというリスクを取った人のみが高い給与を得られる。

    できるだけ勝ちやすい職場を選ぶというのもあり。これは戦略。
    勝てる場所を選ぶことは、勝つための最初の、そして最も重要なポイントなのです。

    生産性を上げるためにはインプットを制限すればいい。

    自分に実力がなくて物事がうまく進まない時、本当に必要なのは、勉強や訓練により実力を少しでもあげることです。

    話が通じない人も一定比率でいる。

  • 大人気ブロガーによる、社会や人生、自分自身の中から「よいもの」を探そうというススメ。そのためには物事をゆるく考えることだ。

    仕事は辛いもの、人生は苦しいもの。それを乗り越えれば、素晴らしい未来が待っている。そんな考えは古臭い。今が自分に相応で、楽しい。そんな人生を生きようという著者の考え方。

    そんな考えは甘すぎる。金と仕事のない辛さをわかっていない。著者のように十分な資産と才能を持った勝ち組の意見だ。と、批判することもできそうだが、読んでいてなんとなく気分が楽になった。
    ちょっとつかれたとき、気分が滅入ったときに読む精神安定剤的な本。

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著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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