ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂) [Kindle]
- イースト・プレス (2013年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (197ページ)
感想・レビュー・書評
-
人生を楽しく、ラクに過ごすためには、もうちょっとゆるく考えたほうがいいという本。
自由に楽観的に生きようという考え方を元に生活、お金、仕事に関するテーマを取り上げている。
10以上前に出版された本だけれど、古さを感じない。
ものを所有せず、デジタル化、クラウド化、レンタルする現象がより進展するという展望など鋭い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
推薦者の糸井さんの言葉に導かれ、購入。
とても客観的で、様々なタイプの人間の根幹に適応できそうであった。
人によるであろうという部分は多々あるが、まずは「生活をする」「暮らしていく」ためには、最善の策であると感じた。
学生のうちに読めてよかった。 -
書籍で。
キャリアについて考える機会があり、再読
p184
コミュニケーション成立比率
100%:わかる (同意するという意味ではない)
90%:ストレスフリー
70%:一切ストレスを感じない。ただし感情・感覚の説明、前提を省略した会話についてはときに誤解が生じる
50%:日常会話に問題はないがともに仕事をするにはお互いに注意深いコミュニケーションが必要。業務の場合は話すだけでなく文章化や図解による確認があれば安心できる
30%:日常会話は成り立つが仕事や議論では相手の言っていることを理解するのに時間と手間がかかり、お互いにフラストレーションを感じる、誤解や軋轢が頻繁に生じる
20%未満:相手のいっていることが理解出来ない場合が多い。自分の言いたいことも伝わっていないと感じる。思考構造が違う。 -
ゆるく考えよう。
ものすごく文章表現力のある人だった。 -
・組織を運営するためには、社員は、同じような価値観を持ち、同じような行動原則の下で働いた方が効率が良いのかもしれませんけど、社会全体でみると、それに生き辛さを感じてしまう人がでてきてしまいますよね。
『自分の時間を取り戻そう– 2016/11/26』『マーケット感覚を身につけよう– 2015/2/20』『自分のアタマで考えよう– 2011/10/28』『未来の働き方を考えよう– 2013/6/12』と、ちきりんさんの本を新しい方から遡るように読んできました。
『ゆるく考えよう』は、ちきりんさんが、月間100万以上のページビューを誇るブロガーになった理由が解り、ユニークユーザーたちの慧眼に驚く内容でした。
2011/2/7第1刷発行と、7年も前に出版された本ですけど(ちきりんさん自身は、そんなつもりは微塵もないと思いますが)ある意味、予言であり啓示の書でもありますね。
私たちが世代交代するたびに、意識では拒否することもありながらも、無意識には擦り込まれてきた価値観や行動原則が、グローバル社会や科学技術の進歩に適合できなくなっていることは、誰もが見て見ぬふりをしている事実だと思います。
ちきりんさんは、それぞれの事象を分かりやすい事例を使って提示し、新しい視点からの価値観と時代に対応する行動原則を提言しています。 -
自分の人生、もっと自分に正直に自己中心的に考えてもいいのかも。人の合わせて時間を無駄にするのはもったいない。
-
こんな考え方でも良いんだとホッとする本でした。
今まで表紙の絵が嫌いで避けてきましたが、もっと早く読めばよかったです。 -
分相応に生きるということは、エッセンシャル思考に通ずるということがわかった。
分を知ると集中すべきことがわかる。その方がはるかに貢献ができる。道がわかる。そういうものです。
他者と違うことをするというリスクを取った人のみが高い給与を得られる。
できるだけ勝ちやすい職場を選ぶというのもあり。これは戦略。
勝てる場所を選ぶことは、勝つための最初の、そして最も重要なポイントなのです。
生産性を上げるためにはインプットを制限すればいい。
自分に実力がなくて物事がうまく進まない時、本当に必要なのは、勉強や訓練により実力を少しでもあげることです。
話が通じない人も一定比率でいる。 -
大人気ブロガーによる、社会や人生、自分自身の中から「よいもの」を探そうというススメ。そのためには物事をゆるく考えることだ。
仕事は辛いもの、人生は苦しいもの。それを乗り越えれば、素晴らしい未来が待っている。そんな考えは古臭い。今が自分に相応で、楽しい。そんな人生を生きようという著者の考え方。
そんな考えは甘すぎる。金と仕事のない辛さをわかっていない。著者のように十分な資産と才能を持った勝ち組の意見だ。と、批判することもできそうだが、読んでいてなんとなく気分が楽になった。
ちょっとつかれたとき、気分が滅入ったときに読む精神安定剤的な本。