ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~ [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • やばいカルト宗教にお母さんがハマった話を予想して読んだら全然違ってた。前半は取材したカルト宗教エピソード、後半は著者の母親の話。
    私は「祈る」という行為の美しさがとても好きで、海外の教会で祈っている人の姿やその土地の神様や仏様に祈りながら生活している人たちのことをとても美しいと思っているので、著者のお母さんに対する気持ちはよく分かった。
    島田裕巳さんの解説の中で、「宗教は大きな建物を建てることも目的の一つ」というようなことを言っていて、例えば新宗教がどでかい建造物を建てたりしていることも信者にとってみれば救いと書いてあって、確かにな…と思った。
    カルトと新宗教は似て非なるものというか、新宗教とされているものの中にカルトがあって、全てがカルトではなく、それで救われている人達もいるのだということは忘れてはいけないなと思った。

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著者プロフィール

漫画家。深い洞察力と独特のギャグセンスで熱狂的なファンをもつ。現在は首が太くてタートルネックが似合わない黒帯企業戦士の男性(←夫らしい)と二人暮らし。おもな著書に、『持病のシャタク』『気やすめ言葉館』(小学館)、『友子の場合』(全3巻・小学館・映画化)、『レンジで5分』『新婚合宿』『考えることで楽になろう(協力=西研)』(メディアファクトリー)などがある。現在、ダ・ヴィンチで「みなっちの失恋反省会」連載中。

・もう一つのプロフィール……
一見、華奢でおとなしそうにみえるが、相手がどんなにエライ人でもずけずけと物を言い、まわりをハラハラさせる。が、その割には嫌われず、むしろ好かれるから不思議。「自画像がかわいすぎないか」の問いに、「ノープロブレム。それが漫画」とのこと。

「2004年 『不美人論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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