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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (228ページ)
感想・レビュー・書評
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現地開発の苦労話を関係者に聞き取りして集約した本です。そのため、著者が当事者ではないので迫力に欠けますが、書かれているないようは興味深い部分が多かったです。
日本メーカーの海外R&Dとなると、どうしても日本側の意見を押し付けたくなりますが、日産は現地に任せるように
進めていったことが成功のカギでしょうか。苦し紛れでアルティマを本社開発に戻した途端に北米での売り上げが伸びなくなったことが、現地開発の重要性を物語っていると感じました。また、米人はあまり長期的な教育に力を入れないイメージですが、それが継続出来ていることで人員の流出を防いでいるのもまた、重要な成功のファクターかと思います。その根本にあるのが、現地人を日本でトレーニングし、日産の考え方を経験してもらったからこその賜物かもしれません。
ただ、冒頭にも書きましたが、『南の島の新幹線』のように当事者自身による著書でないと、何となく感情移入できないというのが残念な点でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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