ものづくり成長戦略~「産・金・官・学」の地域連携が日本を変える~ (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • かつての日本はものづくりが主力産業でしたが、今は途上国により市場を圧迫されています。


    そんな中でものづくりで戦うためには、かつてのノウハウだけでなく、革新が必要だと学べました。
    特に、高校生に工場を見学させ改善点を指摘してもらう取り組みは興味を持ちました。

    そして、本書は筆者の考えだけでなく、多くの事例が一緒に述べられていたので、信憑性も感じられました。


    ただ、新書としては少しハイレベルに感じました。イメージとしては専門書に近いかもしれません。

  • 著者の藤本隆宏先生はいろんな方面に知見があると思うけど、この本に限るとテーマは「ものづくり=量産」

    2020年版ものづくり白書を読んだ
    https://togetter.com/li/1556802
    に、

    「ものづくり白書」は、
    -概念実証,Proof of Concept は含まない
    という前提で書かれてる

    と書いたけど、この本での「ものづくり」も同じ意味。

    従業員が経営的視点を持って部署や職域の壁を超えて業務にコミットすることで会社が良くなる話は意味あると思うんだけど、こういうことやっててタクシー屋がDidiに対抗できるようになるのかな?

    本としてはわかりやすいし、「現場力」というものがどういうものを指しているかはわかりやすいけど、僕の想定が外れていたようだ。

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著者プロフィール

早稲田大学教授,東京大学名誉教授

「2024年 『工場史 ポスト冷戦期の日本製造業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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