思考ツールとしてのタロット (こどものもうそうブックス) [Kindle]

著者 :
制作 : 与儀明子 
  • 2014年3月2日発売
4.27
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感想 : 8
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感想・レビュー・書評

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  • 思考ツールとしてタロットを使うアイデアに共感して読んでみた。

    占いと何が違うか? 決めつけないところかなぁ。
    今とは違う視座のストックを増やすというか。
    集中して視野が狭くなったところにタロットから得た視座を使って同じテーマについて考える。
    そして新たなアイデアが生まれる。とかなんとか。

    考えて考えて考え抜くような仕事の人にこそおすすめ。らしい。

    2023/12/30読了

  • サクッと読める良書。
    タロット(大アルカナのみ)の読み方や、占い(相談)のあり方、そして自分の思考ツールとしてのタロットの使い方まで、良くまとまっている。
    タロットや占いについて全く何も知らない人が読んでも大丈夫だと思う。

    歴史の話等も随所に挟まれており、フランクな口調だが、話者の教養の深さが窺える。

  • 思ったより堅苦しくない内容。大アルカナを人格に見立てて1枚とじっくり向き合う、無意識な思想のフレームワークから抜け出すというのは良いと思う。ただ10年以上前の本だが、小説のプロットやキャラ作りにタロットを使うというほぼ同じアイデアの先行図書(タイトルは失念)があり、こちらの方が実践的で濃い内容だったと記憶しているので星は2つ削った。

  • 同名イベントの模様を電書化したもの。
    イラストが多く軽妙なので読みやすかった。
    雑学情報が大量に織り込まれているので、読み物として特上。
    タロットの基礎知識にも◎。

  • タロットカードの意味とかを感じ分かってみたいという興味本位で読みましたが。

    占いをする・してもらうという行為への疑問が問題把握への頭の整理だったり、タロットカードの絵柄を感じ取るような楽しみ方だったり、考え方や世界をタロットカードが分類して表現しているような話。

    自身のストレス逃しや頭の整頓などに、積極的にタロットカードを使ってみたいと考えたきっかけの本になりました。

  • 大アルカナの簡単な解説と、人の占い方
    自分の占い方

    人の占い方では、とにかくアドバイスしないこと
    という
    新鮮であり、なるほど、と思わせる。

  • 全く前知識のないまま衝動で購入。
    (著者 ? のことも存じあげない)

    http://p.tl/vQ6O
    のイベントでの実際のお話を書籍化したもの。

    大アルカナ22枚をわかりやすく紹介。マルセイユ版とウェイト版の比較も(イラストも)非常にわかりやすい。
    第三章の表題となる部分に、「おぉっ」と思う部分が多数。「当たるよりも思い当たる」に至るくだりも非常に納得がいく。
    話口調の書籍はわかりにくいと感じるものが多いが、こちらはそんなことはなく、あっという間に読めた。軽い口調に感じるが、造詣が深いと感じる。

    kindle版ということもあり、あちこちマーカーを入れてみた。
    参考文献で紹介されている本たちにも興味が....

    挿絵もかわいらしいうえに、視覚的理解にダイレクトに繋がる。

    私の師匠は「 Death 」だった。師匠として大事にしてみたい。

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著者プロフィール

ゲーム作家。儀式デザイナー。デジタルハリウッド大学教授。「ぷよぷよ」、「はぁって言うゲーム」、「BAROQUE」、「変顔マッチ」、「あいうえバトル」、「むちゃぶりノート」など、デジタルからアナログまで幅広くゲーム作品を企画監督する。最近は、儀式デザインも行い「記憶交換ノ儀式」で儀式長を110回以上つとめる。いま作っているのは「走るメロスたち改」、「キーワードストーリー」、「偽魔導」、「月ト言葉ノ儀式」。
自選一句「外は春不要不急の水餃子」

「2021年 『東京マッハ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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