小説家という職業 (集英社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「創作」をするにあたっての基本的なことを教えてくれた気がする。才能がない、小説家になりたかったわけではない、と豪語する作者だけに、小説への熱意ではなく、あくまでビジネスとして、創作し続けていくにあたっての姿勢を紹介してくれたと思う。

  • ・3/5 読了.こんな考え方の作家だったとは知らなかった.いやなかなかありなんじゃないかと思う.多分にいろんなことを始めるときのヒントになるような気がする.それにしても能力が無いとできない話ではあるな.この人の小説は考え方を知った後に読む方が面白いかも.

  • 1章 小説家になった経緯と戦略(何故、小説を書き始めたのか
    小説家にはなりやすい? ほか)
    2章 小説家になったあとの心構え(続かない理由その1―最初の作品を超えられない
    続かない理由その2―読者の慣れ ほか)
    3章 出版界の問題と将来(出版社は協同組合
    出版社の周辺 ほか)
    4章 創作というビジネスの展望(気になる楽観主義
    生産者は生き残る ほか)
    5章 小説執筆のディテール(芸術は奇跡である
    文体は必要ない ほか)

  • 全く正反対の人間。参考になるわ。

  • 2016/2/23 Amazon日替わりセールで¥788を¥299にてDL購入。
    2017/6/23〜6/28

    森博嗣さんの作家として自己分析及び出版業界に対する的確な指摘が書かれたエッセイ。同じ理系の研究系の人間としては首肯出来る箇所多数。でも決定的な違いは、やはり私には書けない(本書によれば書けないことはない、とのことだが)、いや売れる本は書けない、ということだろう。森さんが人気作家になった理由の一端が分かったような気がする(あくまで気がするだけだが)。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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