- Amazon.co.jp ・電子書籍 (525ページ)
感想・レビュー・書評
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上巻に合わせて記載。
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何度目かわからないが再読。ここ5年で最も影響を受けた小説かもしれない。桂木の晩年の決断は何度読んでも感動する。自分が生まれてきた意味は如何に社会に貢献したかで決まるのだ。
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後半も勢い止まらずエキサイティングだった。まー実際の歴史の上に書いているのある程度ずるいなっと思う手法でもあるけどやっぱり読んでて面白い。外資ばっかりだった前半に比べて今度は日本の金融機関にもスポットライトを当てた後半楽しかった。金融に関わってる人誰でもオススメ!
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バブル崩壊直後、モルガン・スタンレーの桂木は、自らの生き残りを懸けて奮闘しています。
作中に出てくるシェークスピアの有名な言葉
「There is a tide in the affairs of men(人のなすことには全て潮時あり)」
桂木だけでなく、読者の私もその言葉のように万事うまく行く仕事ばかりでないことを感じました。
徹底した成果主義の中で必死に働く桂木の姿に惹かれるものがあります。やはり、人は仕事を通して成長していくのだろうと感じます。
また、同時期に外資関係なく同じ奮闘するビジネスマンの姿は、
「ビジネスマンとしてどう生きていきたいか?」
改めて考えさせてもらいました。
人の生きざま・人生を見て考えさせてくれる小説の醍醐味を味わえます。
オススメの本です。