何でも見てやろう 【小田実全集】 [Kindle]

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  • 講談社
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  • やがては「深・珍夜特急」(と並べて書くものでもないが)に連なる、バックパッカー文学の走りで、1961年当時のベストセラー。戦争の傷も癒えず、カラーテレビも新幹線もない時代の日本を飛び出して、世界一周貧乏旅行(とは言うものの、その元手はフルブライト奨学金であったらしい)に出た小田実の紀行文。

    まだ黒人差別が平然と行なわれていた時代の米国、漠然とした「西洋への憧れ」の正体、現在に至るもまったく改善されないイランやインドの貧困に触れ、やがて「ベ平連」へと継がっていく小田実の思想を形作った快著。

  • すごい行動力だな、古い本だけど。

    「朝鮮で、中国で、また他のアジア各地で、われわれが何をなしたかは、これはもうわれわれすべてがよく記憶していることであろう」

    大東亜戦争とか南京大虐殺ねつ造のことを言っているのか?

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