明治・大正・昭和 軍隊マニュアル~人はなぜ戦場へ行ったのか~ (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • マニュアルって響きだけだと増長しているように聞こえるかもしれないが
    全く違う。
    明治~昭和まで国内外で戦争があったわけだけど
    どうも「戦場」って言葉だけ聞くと
    昭和の大戦の事が一番真っ先に思いつくと思う。
    実際は日露戦争や日清戦争もあったわけで。
    その時代背景ごとに、兵士に向けたいわばマニュアルでもある。
    出兵の挨拶から徴兵された時の行い、手紙の決まり文句等々…きりがない。
    現代はネットで検索すれば何でも分かってしまう世の中だけど
    当時はそんなことも知らないのか?!
    ということもあるでしょう…そんなことにならないため(?)の本が発売されていたのにびっくり。
    普通に考えればはぁ??って思うことも長年何度も繰り返し刷り込まれると
    それが「当たり前」になってしまうもんだから
    ある種の洗脳に似ているのかもしれない。恐ろしいなとも感じる。

  • もっと面白いかと思ったのだが、少しだらけているかな。
    この主題で一冊はきついのかも。

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著者プロフィール

一ノ瀬 俊也(いちのせ・としや) 1971年福岡県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程中途退学。専門は、日本近現代史。博士(比較社会文化)。現在埼玉大学教養学部教授。著書に、『近代日本の徴兵制と社会』(吉川弘文館、2004)、『銃後の社会史』(吉川弘文館、2005)、『皇軍兵士の日常生活』(講談社現代新書、2009)、『米軍が恐れた「卑怯な日本軍」』(文藝春秋、2012)、『日本軍と日本兵 米国報告書は語る』(講談社現代新書、2014)、『戦艦大和講義』(人文書院、2015)、『戦艦武蔵』(中公新書、2016)、『飛行機の戦争 1914-1945』(講談社現代新書、2017)など多数。

「2018年 『昭和戦争史講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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