【復刻版】林芙美子の『めし』―大阪の美男美女の夫婦の倦怠期 響林社文庫 [Kindle]

著者 :
制作 : しみじみ朗読文庫 
  • 響林社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (214ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『放浪記』を書いた人の本らしい。未完で終わってしまっているので仕方ないが、モヤモヤ感が残るのが残念。
    平凡な専業主婦の、特にこれといった事件が起こるわけでもない、淡々とした日常を描いた小説。その分、主人公を含め、数少ない登場人物の心の機微や、戦後間もない町の情景などが事細かに表現されている。皆がそれぞれ自分勝手な部分があったり、誤解や独りよがりがあったり、もどかしいがそれがリアリティだろう。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1903(明治36)年生まれ、1951(昭和26)年6月28日没。
詩集『蒼馬を見たり』(南宋書院、1929年)、『放浪記』『続放浪記』(改造社、1930年)など、生前の単行本170冊。

「2021年 『新選 林芙美子童話集 第3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林芙美子の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×