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感想・レビュー・書評
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同性しか好きになれないことを悩んでいた真野未直は、高校最後の夏に新宿二丁目へ行く決心をする。しかし妙な連中に絡まれ、危ないところを強面の三田村明義に助けられ…。強面と威圧的な態度に反し、不器用な優しさを覗かせる明義に惹かれる未直。しかし必死のアプローチも全く相手にされず、明義はその正体すら教えてくれなくて―。
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明義にまとわりつく未直は「犬っころのようでかわいい」と明義の言う通りなのだけど、この犬っころは、無垢で無知な分、ストレートにエロい。舌ったらずに甘える感じでエロいことをつるつると口走るのを可愛いと感じるか、あざといと感じるかで好き嫌いが分かれるように思う。
私は「不埒なスペクトル」を先に読んだので、直隆の暴走っぷりが、さもあらんという感じで、笑えた。
「不埒なモンタージュ」自体は好きでも嫌いでもないのだけど、このあとの直隆の話の背景として読んでおくと、直隆の話がさらに楽しめると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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