結婚詐欺師(上)(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 気になってた作家さんだったけどなかなか手が出せてなかったけど面白かった。結婚詐欺師のやり方というか、人の気持ちをこうやって手玉に取ってるのか~という感じがわかった。でもポケベル時代の話っぽいし今はもっと複雑化してるのかな?なんて。

  • いい男ぶった詐欺師橋口がさえない女を歯の浮くような言葉とお姫様扱い、それにたまに怒ってみせるという巧みな心理作戦で身も心も自分の物にする。結婚を餌に女から‥いやクライアントから金を引き出す。サイテーな男だがちょっとだけ考えさせる、なぜだろう‥。

  • 実際にお目にかかったことはないですが、
    似たような人は、案外近くに
    いたのかもしれませんね。
    知らない世界なだけに
    面白く読めました。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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