〈生きもの〉 ハダカデバネズミ-女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー) [Kindle]
- 岩波書店 (2008年11月6日発売)
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感想 : 3件
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感想・レビュー・書評
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ハダカデバネズミの生態全然知らなかったから興味深かっな。
哺乳類だけど変温動物→エネルギー消費量を抑える
長寿 37年以上生きている
真社会性哺乳類。(真社会性は二世代以上が同居していて繁殖個体が限定している場合。脊椎動物ではハダカデバとダマランドデバのみ。)
女王はストレスが1番かかっている。
シロアリは生まれる前から役割が決まっているけどハダカデバはどう決まっているかわからない。もしかしたら遺伝子なのかも。
低酸素高二酸化炭素に耐性がある。
地下に暮らしているが、餌場のありかによって移動している。
植物の根を食べている。資源の保全がちゃんとできていて全部は食べ切らない。
だけど、天変地異のときや個体数が多い時などは生まれた子供を頭から尻まで残さず食べる。あと他のコロニーの個体が紛れ込んだ時もみんなで噛み殺してしまう。
言語でコミュニケーションをとっている。ハダカデバの言語を理解することは人間の言語を理解する上でも重要である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さすが岩波さん。しっかりとした実験データと、ポップなイラストでまとめられており、小学生でも理解しやすくできている。
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面白くて一気読み
巻末で紹介されたサイトで鳴き声も聞けて良かった
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