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感想・レビュー・書評
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カントによる、国際的な恒久的な平和実現のための条項とその解説。
カントも、平和はほうっておいて実現するものでなく、努力して成し遂げるものだと考えていたようで、
恒久的な平和は実現させるために彼が必要と考えたルールが本書だと言えると思う。
200年以上前の本でありながら今日にも通じる内容があるのが、すごいというか、悲しいというか。
戦争の制限のために、戦時国債は禁止されるべきという内容はかなり実践的な視点だと感じた。
ただ、今日でも、永遠平和は実現されてはいないし、未だに、常設軍は廃止されるべきという条項は、多くの国では実現されていない。
それでもなお、努力を続けるべきことだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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