舞妓さんと怪盗大旦那 (メディアワークス文庫) [Kindle]

著者 : 範乃秋晴

• KADOKAWA (2015年1月29日発売)

感想・レビュー・書評

[煌さんの感想 · 2023年9月21日]

序盤、警察が胸糞悪くてイラつきながら読んでいたら、舞妓さんと大旦那の登場で一気にギャグになり笑って一気読み
でも可愛らしい表紙とは裏腹に、内容は必殺仕事人なので悪も善も容赦がない
そこがいい

現代舞台でココまで犯罪と暴行と殺人未遂(？)をサクサクと善側が行う作品はあまり見ないかも
でもそこはフィクション、舞妓さんも怪盗も京言葉も福井弁も楽しめば良いかと

著者プロフィール

福井県出身。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫にてデビュー。『マリシャスクレーム』『鴨川貴族邸宅の茶飯事』『舞妓さんと怪盗大旦那』など著作多数。小学校入学までを石川県金沢市で過ごす。東京に出て作家デビュー後、とある事情から京都に移り住む。現在は長野在住。

「2017年 『装幀室のおしごと。 ～本の表情つくりませんか？～ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」