関ヶ原(下)(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • やっぱり司馬遼太郎さんは凄い!
    40年以上前に書かれた作品、沢山の登場人物が歴史のターニングで様々な群像劇を見せる。

    利に走る者も、義に生きる者、利用する者、翻弄される者…
    歴史(運命)という如何ともし難い中で登場人物を皆魅力的に描いてしまうのだから司馬作品は堪らない!

    20〜30年振りの再読だったけど、やっぱり石田三成ひ心惹かれた。
    部屋に飾ってある 大一大万大吉 の旗が揺らめいた…

    下巻のエピローグ部分は司馬さんにありがとうと言いたい!

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  • 小山から戻って家康が江戸からなかなか動かない。先発して濃尾にいる福島正則らは焦れてしまって…。ってあたりから、関ケ原の戦いが終わって、石田三成らが刑死するあたりまで。
    最後、なんで黒田如水の話が妙に長いなと思ってたら、初芽のこと忘れてた。
    解説は高坂正堯で、安国寺恵瓊のことにけっこう言及してる。

  • 九月一五日に天下分け目の関ヶ原の合戦になる。一五日の早朝は深い霧に包まれていた。東軍の松平忠吉と井伊直政の部隊が卯の刻(午前六時)過ぎに西軍の宇喜多軍に鉄砲を放った。これが開戦のきっかけになった。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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