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感想・レビュー・書評
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中学生位の頃、TVドラマで見て以来、原作は初見
横溝正史氏が「交響楽的小説」と評しておられますが、まさに!
ママ〜どぅゆぅりめんば〜
ジ、オールドストローハット
ユーゲイブトゥミ〜
だったかな?主題歌詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
複数の人間ドラマが絡み合って結末に進む。良き昭和臭と著者の力強いメッセージを感じる名作。昭和の雰囲気が分かる方、好きな方におすすめ。きっちり終わる読後感が良かった。
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かつて流行に遅れまいと手に取ったのを懐かしく思いながら40年ぶりに再読。
並列独立した複数のストーリーが時に交わりながら最後に大きく一つに収斂してゆく展開は流石の一言。
時代背景など一部に隔世の感もあるもののそれを差し引いても大いに楽しめ満足のうちに読了。 -
森村誠一氏の訃報をニュースで知って、代表作を読んでみようと思った。ミステリー小説だとは思わなかった。
自分が生まれる前の著書が、図書館に所蔵されていて、それを手に取れたのは、今までこの本を借りてきた人達の跡を継ぐような気持ちであった。
数十年前に書かれたにもかかわらず、現在で、特に問題視されているような社会問題について書かれていたり、たいへん共感を持った。タイトルの通り、人間の証明、何が人を人たらしめるのか、そういった深い事を考えさせられる作品であった。一度は読むべき作品である。 -
悲しさが詰まってる。