ランチのアッコちゃん (双葉文庫) [Kindle]

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  • 双葉社
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感想・レビュー・書評

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  • アッコ女史のキャラがいい!
    みんな爽やかでいいなぁ

  • ずっと気になっていて、初めて読んだ著者の本。
    描写はサラリとしていて、ちょいベタな感じだけど読みやすい。
    ビアガーデンの話が、今自分が考えてる働き方問題と重なって、一番面白かった。
    "──あなたって、結局、怖がりなのよ。自分にとって居心地の良い生き方を追求するのが怖いのよ。それは逃げじゃないのに……。"

  • 面白かったですよ。読みやすかったし。

    4つの中編くらいの話が入ってます。
    移動式販売や、ビヤガーデンを舞台にした話です。

    食べ物は、大事ですよね。

    話のテンポが良いんだと思います。

    バンドワゴンとかと通ずる感じしました。

  • 久々の読書に。
    どのお話も読んでちょっと前向きに、
    元気になれる短編で、
    とても読みやすかった。

  • 柚木麻子さんのエッセイが好きだったので、小説も読んでみようと思いこちらを読了。久し振りに小説を読んだが、心が暖かくなって、前を向こうというエネルギーが沸いた。

  • 「アッコ」と呼ばれる女性部長に1週間のランチ交換を提案された主人公は、毎日のお弁当を部長に渡し、自分は部長の行きつけの店でランチを食べることに。
    ランチのお店でいろんな人と出会い、アッコ部長の会社とは違った顔を知っていく…

    食で癒される人たちをふんわりと描く連作。アッコ部長はやや高圧的に過ぎるけど、マンガのキャラみたいでわかりやすい。

    ほかに、いまは大人しく普通を装う元コギャルの女の子の話と、ビルの屋上にビアガーデンをオープンするゆとり世代の女の子の話。

  • 派遣社員の澤田三智子は仕事も恋も行き詰まり気味。ある日有能な部長の黒川敦子(アッコちゃん)から一週間のランチ交換を提案される。三智子は黒川のためにお弁当を作り、三智子は黒川の指示した店でランチを食べることに。黒川のなじみのカレー店、皇居沿いをランニングしてワゴン車屋台、本屋へのお使い、社長との屋上ランチを通して、三智子は仕事や私生活への前向きさを取り戻していく。(ランチのアッコちゃん)
    表題作の他、ワゴン車屋台を経営するアッコちゃんと三智子の再会(夜食のアッコちゃん)、合コン中の女性が遊び回っていた学生時代の恩師と再会(夜の大捜査先生)、3ヶ月で退職したゆとり世代の社員が屋上でビアガーデンを開くことに(ゆとりのビアガーデン)。食を通して明日への活力をもらえる短編集。上司とランチ交換とか、ちょっとファンタジー過ぎてついていけないかも。

  • あっという間に読めて、あっという間に元気になれる本。

  • ふむ

  • とても読みやすいシリーズ本。
    仕事で上手く行かない主人公が、上司のアッコちゃんからお弁当を作って、と命じられ、その代わりにアッコちゃんから命じられた場所に毎日ランチに行く。
    そこでの出会いで拡がる主人公の世界。
    .
    返却期限が迫ってて急いで読んだけど、それでもしっかりほっこりできるお話。
    途中、会社から歩いて帰る時に通る場所の記述があって、ニヤニヤしながら読んでしまった。

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著者プロフィール

1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞と、高校生が選ぶ高校生直木賞を受賞。ほかの小説に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ(双葉文庫)、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』(どちらも新潮文庫)、『らんたん』(小学館)など。エッセイに『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)など。本書がはじめての児童小説。

「2023年 『マリはすてきじゃない魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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