マンホール 新装版 下 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

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  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • 蚊(ヒトスジシマカ)を媒介に広がる寄生虫フィラリアを使ったバイオテロの話。犯人を追う笹原署の刑事、溝口健と井上菜緒のコンビの絆が深まり、井上が成長する物語でもある。風景写真家水野正章を名乗る犯人も、ある経験をしたことで信念をもって犯行を重ねていく。全2巻の短い漫画ではあるが、読み応えのある作品。

  •  竹豊町封鎖(超音波で蚊を追い込む)(←これ、スマホのフリーアプリだとぜんっぜん効果ないんだよなあ......)、(水野正章になりすました)黒川宏の正体、溝口発症、井上奈緒チャンの覚醒&暴走、等々。
     そして、なんだか「あれ?」って感じで完結。

     最後の数章、それまでと比べてやたらバタバタしてる印象。小さくまとまっちゃった(>_<)
     単独犯による犯行だから話をそんなに広げられないってこともあるのかな? 複数犯(カルト教団とか)なら国家をも揺るがす大事件にまで発展していったんだろうけど......

     まあ、往年の西村寿行テイストのクライムサスペンスでかなり面白い作品だったけど、やっぱ終盤もう一波乱ふた波乱ほしかったなあ......
    2022/02/03
    #2770

  • 無料の上巻が非常によかったので下巻購入。
    いやホントこの人の作品は面白すぎるな。
    個人的な復讐であれば、思う存分やればよいし、この程度じゃ物足りないくらいなんだけど、目的が世直しになってしまうとね・・・
    これはホント恐ろしい。
    しかし寄生虫の専門家がこの一連の事件を冬におこなったのはなぜなのか?
    行動を起こすのを待ちきれなかっただけなのか?
    それともこの結末を心のどこかで望んでいたのだろうか?

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