LUCY/ルーシー [Blu-ray]

監督 : リュック・ベッソン 
出演 : スカーレット・ヨハンソン  モーガン・フリーマン  チェ・ミンシク  アムール・ワケド 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
3.25
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  • (22)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 108
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102319304

感想・レビュー・書評

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  • 【人類最初の女「LUCY」】





     覚醒前の怯えるルーシーと覚醒後のルーシーの変貌ぶりがナイス!

     フリーマンの講義が所々にあらわれる演出になっていたがこれが、ミンシクとヨハンセンのバイオレンスシーンとは「静」と「動」の対比なり、その減り張り感が巧妙で、展開のテンポと尺の長さもちょうど良く、見ていてスカッとする。


     何と言ってもベッソン監督好きな私にとっては、彼の盟友セラの音楽も見逃せないところではあったが。
    今回はどちらかと言うと各シーンに於いてBGMとしての尺は短めであったのが、個人的にはやや残念。
     
     オンデマンド(WOWOW)にてスマホの小さな画面で深夜観たのち、リピートオンエアに出会えたので録画しながら2度観した。

     初見でも思ったのだが、本作には『ニキータ』を彷彿とさせるシーンが何ヶ所かあって面白かった。

    (1)ミンシクの両手の甲にナイフを突き刺す。これはニキータが取調室で刑事の手の甲に鉛筆かペンを突き刺したシーンとだぶった。

    (2)腹部に埋め込まれたCPH4の袋をオペ室で医者に取りだしてもらうシーン。彼女は医者のスマホから母親に別れの電話かけるのだが…
    ここが私には、ニキータが偽りの薬殺をされようとするシーンで「ママ~~」と涙を流しながら、娘らしさを取り戻すシーンと重なった。

     特にこのシーン女性としては印象に残るのではないだろうか。ルーシー覚醒し生まれた時の記憶までもが甦り、「口に拡がる母乳の味」までも語る辺りは、ちょっとホロリとさせられた。

     (3)CPH4の袋を全て回収し、ノーマン博士(フリーマン)のもとに向かうシーン。リオ刑事に、一瞬キスをするルーシー。これはニキータが、殺しの卒業試験を終えて部屋に戻った時、上司のボブ(C・カリョ)にキスをするシーンに私の中で見事に折り重なってくるのを感じた。


     《時なくして何ものも存在しない》
    「前知識をダウンロード貴方に渡す」ルーシーは、そうナーマン博士に伝えたとおりUSBのような記憶媒体をコンピューターと一体化した漆黒のクリーチャーのよに変化(へんげ)し、やがて黒い噴煙をあげ粉となり消滅していくーーー


     でもルーシーはあらゆるところに生き続けていくのだろう。

    《生命は10億年前に誕生した。「進化は、これから」》
    この言葉が「期待」と「恐怖」(「ディス/クネクト」も観ているせいか…)の2本の縄を、心の中で綯っていくのを覚えた。

    ベッソン監督の小気味良いテンポに、ヨハンセンの魅力が炸裂する痛快な一作だ。

  • アクションというかSF?始まりからは予測もつかないエンドだった。あの終わり方好き。

  • リュックベッソン監督作品

  • 脳科学研究の一般見解で夢物語のように10%しか使われていない脳がもっと使えると、こんな事が出来るよ!
    という脳の可能性のプロモーションビデオみたいな作品でした。アクションは結構、迫力があります。

  • リュックベッソンイっちゃってる。

  • I am everywhere. かぁ。

  • 最高。そしてスカーレットヨハンソンに共感した。

  • 情報空間の臨場感を持つのに最高。知識が増えるとひとりの人間としての人間味がなくなる。

  • TED2じゃないけど、見るたいていの映画にモーガンフリーマンかサミュエルLジャクソンが出てる気がする。電磁波を科学信号で扱うのは結構難しい気がします。

  • とある荷物を無理やり某人に渡すことを頼まれたルーシーが事件に巻き込まれて、その薬の影響で人間の脳の機能を次第に100%近く使えるようになっていく話……でした。

    最初に荷物を運ぶ運ばないのやり取りがあるんですけど、そのシーンが結構長くて、この辺りもうちょっとざくっとカットして、ルーシーが目覚めてから後のところをもう少し詳しくやって欲しかったなあ……と思いました。
    最初のルーシーはただの軽い女にしか見えなくて、でも言ってることはすごくまともで、キレイなのにもったいないなあ……と思いました。

    でも、おかしくなった後のルーシーは、ちょっと鬼気迫る感じがして美しかったです。

    後、やっぱりモーガン・フリーマンはすごい役者さんだなあ……と思いました。
    彼が話すと難しい言葉も難しく聞こえないから、すごいなあ、と思います。
    前半苦しいけど、そこを乗り越えていけばかなり面白くなってくると思います。

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