マインドフル・ワーク 「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える [Kindle]
- NHK出版 (2015年5月26日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (324ページ)
感想・レビュー・書評
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友人が坐禅にはまっているのとKindleおすすめに乗っかり読んでみた。
呼吸に集中とかいうのでラマーズ法みたいなことか?と思ったけど、仏教から派生しているなかなか筋の通った内容のものだった。
米シリコンバレーでのマインドフルネスの興隆と企業への浸透状況、そして問題点等、概要がわかりやすく書いてあった。
私としては実践が気になるので別で調べてみないといけないなと思う。
日本の企業に馴染むかどうかは始業時
ラジオ体操から置き換えられるかどうかだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(本から)
マインドフルネス
自分の感覚を、苦痛なものでさえも、心を動かされることなく感じることのできる能力
「完全に現在に存在すること」
「特定なやり方で、意図的に、この瞬間に何ら判断を加えることなく注意を向けること」
私たちが今経験していることをありのままに観察すること、心が興奮して暴走するのを許さないこと
マインドフルネスはまるで魔法のように、気が散ってばかりで何かと負担の多いお馴染みの心の状態から、純粋で研ぎ澄まされた気づきの場へと私たちを連れ出してくれる。
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感想
瞑想や座禅といった古来からの智慧が科学に裏づけられ始めている。仏教の悟りや大きな存在との合一を目指さなくても気楽に瞑想を始めたい。 -
ちょっと内容が冗長気味。でもアメリカ企業での瞑想の取り組みや効果だけでなく、課題、特に今後さらに普及させるための問題点なども掘り下げていた。自身の瞑想を続けていく上でのモチベーションにはなったかな。
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古臭い伝統的な宗教や胡散臭いニューエイジ思想の一部とも思われてきた「瞑想」でも、最新の脳科学によって合理性が実証された瞬間に「おれたち現代人のライフスタイルにもじゃんじゃんアダプトしようぜ。なんか効果あるっぽいし」という発想は良くも悪くもいかにもアメリカ的と言える…というのは少々意地悪な見方かもしれないが、ランニングや糖質制限の流れから眺めるとごく理に適っているように見える。結局のところ、ひとつの行為はほかのすべての行為へつながっているのだ。
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30頁くらい読んでの感想。読了せず。
悪い本では無いとは思うんだけれども、実に商売っ気のあるセールスする気分満点の文章を読んでいると、ちょっとうんざりしてしまう。
いいことが書いてあるような気もするんだけどね、ちょっと今は読めないかなぁと言う感じ。
ドキュメンタリーや映画というよりは、エンターテイメント。
エンターテイメントでもいいんだろうけれど、さまざまな業界からちょっとずつもって来すぎて焦点がブレて正直読み辛い。
いつか読む本が無くなったら再読しよう。