裏切り (小学館文庫) [Kindle]

著者 : カーリン・アルヴテーゲン 柳沢由実子

• 小学館 (2006年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[小野不一さんの感想 · 2017年7月25日]

夫婦の擦れ違いを描いたサスペンスである。一度挫けているのだが、このテキストを探すために再読したところ一気に読み終えた。やはり読書は知的体調に左右されるのだろう。カーリン・アルヴテーゲンの第3作目でここまではハズレなし。
http://sessendo.blogspot.jp/2017/07/blog-post_25.html

[み～こさんの感想 · 2016年2月23日]

す、す、すごかったーーー!!
一気に読んだ。
最初っから最後まですごーくダークでヘビーな話だったけど、結構好き。

裏切りと嫉妬、リベンジ、執着、執念。。。
そんな言葉がピッタリな話。

一気読みしたから面白かったけど、よくよく考えてみるとオバカな女のとった行動が全部の引き金になってる。
旦那が不倫をしてたのは悪いけど、すんなりと離婚して慰謝料と養育権をもらってりゃ良かったのに。

登場人物のそれぞれの心理描写がすごくて、読んでてゾッとした。うまく翻訳されてて読みやすかったし、そのキャラクターに感情移入しやすかった。
みんな怖い。。。。こわすぎる。

これからもこの作家さんの本をいっぱい読んでいこう。