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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (126ページ)
感想・レビュー・書評
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あとがきに折り返しとあるが今巻で物語は大きく転換し躍動した爪痕を残す。旅先での出会いや出来事による説示はクロの結末を示唆めいたものが散りばめれていて行く末がはっきりとするのは怖いが背ける事なく見なくてはならない呑み込んでしまう鬼気めいた物語の力がある。
対価と代償、幾つもの選択肢のある別れ道が存在する中での一本道。幸か不幸かは他者によってはかられるもではなく自己によって、また「"死"とは道の先にあるものではなく、常に張り付いてるものだ」あたりは重要なキーとなりそうな。
クロの呪いの元凶である魔女もただの悪なる存在ではないのも実によい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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