ゆるめる力 骨ストレッチ (文春e-book) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  ストレッチと言えば、筋肉はともすれば縮みがちなので筋肉を伸ばすことを意識していました。筋肉でなく骨を意識して動かすと体が軽くなるそうです。嬉しいですね。「固めるよりもゆるめる、体を芯からゆるめる、体も心もゆるめる。」さて、骨(コツ)をつかめるかどうかw。コツコツと続けて見ましょうか。笑顔が最高の「ゆるめる力」だそうです!
     空手をやっていると、筋肉より骨や関節を意識することが多いです。「骨ストレッチ」(2015.7)の著者、松村卓氏は、ストレッチの観点から骨に注目。目に見える筋肉ではなく、目には見えない骨を意識して動かす事の大切さを述べています。骨をなでる、骨をつかむ、気持ちいいですね! 骨が豊かと書いて「體(からだ)」、なるほどですw。

  • 元短距離選手でスポーツトレーナーの筆者による、「筋力の強さ」ではなく「骨の動き」に着目したエクササイズ指南。
    「骨ストレッチ」とは、筋肉の力を抜くことで、骨の動きをスムーズにし、より少ない労力で体を動かせるようにしようというもの。
    楽器演奏者として、「脱力」は永遠のテーマなのもあり、「ゆるめる」というキーワードに興味を惹かれて読んでみました。

    このエクササイズ自体の効果がどうなのかはまだ分からないけれど(まだ、いくつか試してみただけだし)
    重力をうまく利用した、体の骨組みを意識した立ち方、とか、
    やや前傾姿勢になって重い胴体を先に移動させることで、筋力を使わない省エネウォーキング、とか、
    身体を固めない、余計な力を使わない動作を指南しているところに共感が持てます。
    (ピアノの先生から、手を鍵盤におろす時など"力を入れずに重力を利用して"と指導されていたのもあります)

    骨ストレッチのひねりの動作も、通常のストレッチより深くウエストがひねられている感覚があり、それも面白い。
    自分に合う動作をいくつか、取り入れてみたいと思っています。

    「人前でも緊張しなくなる丹田の意識のしかた」のメソッドも載ってるので、試してみようかな…

  • 骨の働きに焦点を当てた身体の調整法を指南。写真付きで分かりやすい。

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著者プロフィール

松村 卓 1968年生まれ。スポーツケア整体研究所代表。中京大学体育学部体育学科卒業。陸上短距離のスプリンターとして全日本実業団6位などの実績を持つ。引退後、ケガが多かった現役時代のトレーニング法を根底から見直し、筋肉ではなく骨の活用法に重点を置いた「骨ストレッチ」を考案。仙台を拠点に全国各地で講習会をおこない、多くのアスリートやからだに不安を抱える人たちの指導にあたる。

「2019年 『骨ストレッチでスポーツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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