- Amazon.co.jp ・電子書籍 (224ページ)
感想・レビュー・書評
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電子書籍。この作者のデビュー作が素晴らしかったので続けて読了。雪山から生還した人物たちが、遭難時に出会った人物への評価が全くの正反対。どちらが正しいのか…のような展開。内容はとても面白かったのですが、デビュー作の衝撃まではいかなかったかなと。ただ、水準以上の作品ではあり、読んで損はないです。この作者さんはハズレが無いですね〜。
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んー。サバイバーズギルドの話。なんだろ、響くものが無かった。雪崩のことや登山用具、クライミング技術のお勉強にはなった。
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積雪期の登山の息苦しくなるような描写に、引き込まれた。
自分のはトレッキングで、本当の登山は知識と経験が必要なものということが、少し恐怖を伴って、改めてわかりました。
また、登山をする人には、それぞれ理由があるということも。
何転もする、「真犯人」。
オープンな密室。山は怖いです。
人は生きる為に究極の選択をする…
でも、やっぱり雪山に行きたくなる。 -
2015/10/20Kindle版読了。
雪崩に巻き込まれて亡くなった兄の遺品を整理していたら、ザイルに人工的な切れ目があった…
一体何があった?
…というところから始まる。
途中、面白くて、やめられなくなった。
最後まで、あ、そう来るか?という、こちらの読みを次々と裏切る展開が続くが、
読み終わってみると…
何だろう。何かが物足りない。
緻密な感じがなく、逆にところどころ穴が空いていて、スースーした印象…
そんなのアリ?と納得できないことが、幾つかあるからかもしれない。
遭難した女性たちはもしかしたら…?
という主人公の仮定も、あまりに酷すぎないか。
それこそ山を汚しているように思えるが。
話の筋は面白いし、よく出来ているのに。
小説って難しい。