銀杏坂 (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 不思議ミステリーです。どちらかいうと堅物な印象のある中年刑事がだんだん超常現象を認めて柔軟になっていく感じは面白かった。特に香爐峰の雪は、子供の不思議な力を疑いつつも、犯人にしたくなかった木崎刑事とノボルちゃんのやりとりがじんわりする。
    出てくる容疑者ないし関係者がみんな絶妙に薄幸なんですよね、、、。
    最後のオチの流れは少々物足りないかんじもありましたが、全体的にはほのぼのしつつちょっと不思議で面白い小説でした。

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著者プロフィール

一九六〇年、石川県生まれ。会社勤務を経て作家になる。八九年『異次元カフェテラス』を刊行。九一年「バルーン・タウンの殺人」でハヤカワSFコンテストに入選。主な著書に「ニャン氏の事件簿」シリーズ、『おせっかい』『ピピネラ』『九月の恋と出会うまで』『嵐の湯へようこそ!』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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