有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 (トーチコミックス) [Kindle]
- リイド社 (2015年9月11日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (273ページ)
感想・レビュー・書評
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文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読むシリーズの第1巻です。
名作小説の内容が、短い漫画に纏められています。
知っている話はおさらいとして楽しみ、知らない話は今度読んでみようかなと思えました。
原作小説への架け橋となる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あえてそれぞれの作品を購入するなり図書館などで借りてというほどでもないが、一般知識としてたしなんでおこう。という目的の人にはちょうどいいと思う。
私もタイトルだけは知っていたがという作品をざっくり知ることができた。
同時にすでに読んで知っている作品の作品の良さや雰囲気は全然伝わってこないのには想像以上にびっくりした。
文字と文章でなにものでもない作品ができているわけで、それを漫画に変えた上でしかもだいたい10ページというしばりもあるのだから、そうしたニュアンスが伝わらないのは当たり前なんだけれど。
目的によっては便利な本。 -
「有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。」気になっていたが買わなかった本。Kindle Unlimitedで出会えてラッキー。25作中未読は永井荷風「墨東綺譚」と「ドグラマグラ」で、後者は読みかけて挫折w。筋は知っている。と言う事で読めるのだが、作品によっては10ページは流石にダイジェスト過ぎる気がした。
【収録作品】
太宰治「人間失格」
中島敦「山月記」
梶井基次郎「檸檬」
森鴎外「舞姫」
坂口安吾「桜の森の満開の下」
フランツ・カフカ「変身」
宮沢賢治「注文の多い料理店」
永井荷風「濹東綺譚」
泉鏡花「高野聖」
夏目漱石「三四郎」
アンデルセン「雪の女王」
芥川龍之介「羅生門」
田山花袋「蒲団」
幸田露伴「五重塔」
新美南吉「ごん狐」
樋口一葉「たけくらべ」
魯迅「阿Q正伝」
伊藤左千夫「野菊の墓」
トルストイ「イワンのばか」
エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」
菊池寛「恩讐の彼方に」
二葉亭四迷「浮雲」
グリム兄弟「ラプンツェル」
夢野久作「ドグラ・マグラ」
堀辰雄「風立ちぬ」 -
わかりにくかった
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水木しげる先生を思わせる画風。
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文字通り、古今東西の有名な作品を10ページ程度の漫画で読む一冊。
好きなタイプの絵ではないが、色んな世界の名作を手軽に知ることができて良かった。 -
なんとなくあらすじは掴めるけど面白さは伝わらないので、やはり原典に触れるべし、ということですね
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「あの話、どんな内容だったっけ?」
タイトルを聞いてもピンとこない名作を漫画で一気読み。
名作ひとつ10ページほど。
大胆なことをしましたね、と言う感想。
概要はつかめるけど、やはり物語は概要じゃ伝わらない。
マンガで気になったらきちんと読んでほしいけど、でも最後を知ってる物語など誰が読みたいのだろう。 -
省略しすぎてもはや謎