英語上達完全マップ : 初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法 [Kindle]
- ベレ出版 (2005年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (286ページ)
感想・レビュー・書評
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改めて英語の勉強をする機会が訪れたのですが、さて何からどうやって勉強しよう…。
書店には数多の英語の参考書が並んでいますが、過去にも適当に選んで結局続かなかった経験があるので、今回は失敗したくない…と思っていたところ、職場の先輩から森沢洋介氏の瞬間英作文を薦められました。
これがとてもよかったので、森沢氏の英語学習メソッドをちゃんと知りたいと思い、本書を読んでみました。
Webサイトの内容を1冊の本にまとめたもので、わかりやすく説得力がありました。
英語が短期間で上達するような魔法はない。
毎日トレーニングをコツコツ積み重ね、土台となる英語回路を作ったのちに語彙や表現を増やして英語を駆使する力を鍛えていく。
音読や瞬間英作文、多読やボキャビル等を組み合わせてバランスよく能力をつけていく。
いわゆる"基礎練"というものが苦にならない私にはぴったりのメソッドだ、とうれしくなりました。
…と同時に、今まではその"基礎練"の方法を見つけられず、迷走していたことにも気づかされました。
本書では各トレーニングの具体的な進め方や教材が丁寧に紹介されているので、それに沿って学習を進めてみようと思います。
困ったときに立ち返ることができる指南書として、本書を活用していきたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。方法論としては納得させられるものが多いが、TOEICのスコアさえとれればいいというような人とは目標設定が全く異なるので、その点でミスマッチは多く発生すると思う。特に筆者がTOEIC満点ではないのがその証拠だろう。
1,2ヶ月で高得点をとることを目標にするのではなく、2-3年かけて、そのスコアを対策なしに「余裕で」とれるレベルの本質的な英語力を身に着けたいひとのためのもの。
ただ、同じ勉強を3年続けられるという社会人は(能力的な意味ではなく主にメンタル的な意味で)かなり特殊だと思うので、どの程度役に立つ方法論なのかは少し疑問がある。
ただ、自分もやってみようと思ったし、多分1日30分でもだらだらと続ける意味では善い指標にはなりそうだ。 -
完全なリスニング能力とは、何を聞いても完璧なリピーティングができること。
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完全独学で、コツコツ基礎力を身につけるにはこう言うアプローチなんだろうなと。「文法が大事」はそれなりに言われるけど、英作文をおしているのが特徴的だなと思う。
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参考になる。