下町ロケット2 ガウディ計画 [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 勤め人のおとぎ話。
    泣ける。

  • 素直に感動した。落ち込んでいるときには最高にお勧めできる作品だと思う。筆者の作品にありがちな、人間の闇を感じさせる暗さ(それも魅力なのかもしれないが)も本作には殆どない。続編は期待を裏切られることが多いので余り期待していなかったけれど、本作は続編のほうがよいのではないかと感じた。ただ、続編とはいえ「下町ロケット」という題名と内容の乖離は違和感を感じる。せめて「ガウディ計画(下町ロケット2)」にして欲しかった。

  • テレビで見てから読みました。

  • 35冊目。

    文句なし。TVと合わせて売ってくるあたりは出版社の戦略だと思うが、本の中身がとても楽しいため、本当に文句なし。

    こういうものづくりの現場、銀行だけではない作者の幅広さを感じます。

  • 現在テレビドラマでやっている下町ロケットパート2を

    kindleでダウンロード。



    金曜日の出張と昨日のお出かけ先で一気読みました。



    やっぱり池井戸さんの作品は読みやすいし、次がどんどん気になるので

    時間関係なく読めてしまう。



    今回も名作です。

    ストーリー以上に登場人物たちの含蓄のある言葉

    心揺さぶられ、涙も何回も出てきました。



    池井戸さんの次回作を早くも読みたくなってしまいました。

  • 前半の佃製作所がことごとくピンチになる所と、後半の形成逆転していく流れが読み手を引き込んでいくと思います。

  • 下町ロケットの第2弾。前作の感動には劣るが、池井戸さんらしいストーリー展開と勧善懲悪での爽快感は相変わらず。
    前作はロケットのバルブ作りがメインだったが、今回は医療機器がテーマ。人工心臓・人工弁と開発を進めていくのだが、専門的な用語もわかりやすく(佃も医療業界は初心者のため)説明されていて理解しやすかった。権力争いや心理戦の描き方はさすが。
    「何のために開発をするのか」。開発の本来の目的の意味を考えながら、技術者は前へ進んでいく事が大事だと思った。

  • ロケットから医学へ!ロケットのバルブを作っている中小企業の佃製作所における人工心臓、人工弁、ロケットバルブにまつわる物語。医学会の出世争いやPMDAによる医療機器としての認可など実態に即した内容となっている。最終的にはハッピーエンドになるのがわかっているのでオチに特段の驚きはないが終始先が気になるのですぐに読みきれる。

  • TBSの日9枠でのドラマが好調な池井戸潤の代表作、
    「下町ロケット」の続編。
    帝国重工へのロケット部品供給で窮地を脱し、突き抜けた
    町工場に変貌した佃製作所に、新たなピンチとチャンスが
    ほぼ同時に訪れる、という内容。

    今回、佃が挑むプロダクトは医療機器。それも、心臓の動き
    を補助する体内モノであり、下手な大企業でも尻込みしそう
    な案件。そこに果敢に挑む佃製作所の姿勢は相変わらず格好
    良く、もちろん痛快。前作を僕は小説版ONE PIECEと形容し
    たが、今作でその思いは更に強くなった。

    前作及び放映中のドラマでお馴染みになった個性豊かなキャラ
    たちが、ほぼ全員再登場してくるのが嬉しいし、新たに登場す
    る悪役たちがイライラするくらい小憎らしいのも魅力的。
    いわゆるビジネス小説ではあるのだが、緩急のハッキリした
    勧善懲悪な物語は、さすが池井戸潤!と言える快作である。

    前作を読んだ人はもちろん、ドラマで感銘を受けた人たちも
    是非。このシリーズ、もしかしたら中小企業のバイブルに
    なるかもしれない。

  • 不思議な縁

    ロケットから人体へ

    自分のやりたい事さえやっていれば、人生ってそんなに悪いもんじゃない

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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