- Amazon.co.jp ・電子書籍 (183ページ)
感想・レビュー・書評
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掛け合いの面白さ、文章の軽さでどんどん読める。
基本的に冗談ばかり言っている登場人物たちだけど、目的を遂行するための迷いのなさは少し怖い。
伊坂幸太郎はあまり読んでいないけど、この陽気なギャングシリーズは全部読んでいる。
だけども前作を読んでからだいぶ空いているので、主要な四人組以外の人物のことはほとんど忘れていた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何というか、時が経つのって早いですね。
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『地球を回す』、は読んだ覚えがあるがブクログに記録がないので既に10年近く前ということになる。そして本作はどうやら第3弾で、第2弾の『日常と襲撃』は読んでないと思われる。ことほど左様に全く設定を覚えてなかったけれど、何か微妙な特殊能力を持つ飄々とした銀行強盗団のトラブル巻き込まれ話、キャラが立ってるのと(おしゃべり響野が好み)すっきり終わるのとで、久しぶりの伊坂幸太郎だったが楽しめた。ものすんごくサラッと読めるのも最近疲れ気味な自分にタイミングが良かった。
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このシリーズの醍醐味は安定感。
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今回も軽快な娯楽作だった。
週刊誌のライターというワルモノと、銀行強盗というイイモノ。
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memo
「成功は、『たまたま失敗しなかった』の別名だ」
言葉には、理屈と感情とがくっついてくるからさ。素直に、ごめん、と言うべき箇所なのに、『俺がどうして頭を下げなくちゃならないんだ』と思うと、言葉が変わってくる。だからうまくいかないんだ。言葉は、頭の中の上司の決裁をいくつももらった後でようやく外に出ていくようなものだからね。正直になれない。フェロモンみたいに素直に外に出るものだったら、分かりやすいけど -
移動中の新幹線の中で読了
いつもながら、テンポ良く読み進められる。
シリーズ3作目、9年ぶりの新刊ということで
前作までの内容を忘れてしまっていたので、展開を先読みせず
読み進める事ができた。(途中から 思い出してしまったのだが、それまでの間ということ)
あとがきに、「この先どうなるのか読者が分からない」話を書きたい、とある。
そういう意味では、読者としての私に対しては成功していたのではないだろうか。 -
36冊目。
相変わらずのシリーズであっという間に読んでしまった。伊坂さんの中でもかなりすっと読めてしまう部類。僕はこの泥棒たちのキャラクターすごく好きです。 -
安定の四人+α。
ずっとこの人たちの話を読んでいたい。 -
シリーズ3作目。くだらないように思える会話が鍵になっていたり、ギャングたちがまた事件に巻き込まれていくのは安定の面白さ。
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久しぶりの陽気なギャングシリーズ。
期待した通りの話の展開。
今回は久遠君がとても目立ってて、いい感じ。